<医療学生必見>急性期で働くメリットとやりがいについて。新人セラピストの感想。
こんにちは😁私は現在、急性期病棟で理学療法士1年目として働くピカピカセラピストです。
学生の皆さんには、「急性期と回復期の雰囲気の違い」や「急性期のメリットは?」などなど働いてみないとわからないことが多くあると思います!
そこで今回は新人セラピストとして急性期病棟で働いてみた実際の感想をお話ししていこうと思います!
ベテランセラピストでは話せないような内容をお話ししますのでより学生の気持ちや疑問に寄り添ってお話しできると思います~
それでは早速いってみよう!
自己紹介~
こんにちは😁
私は最近病院の器具を使って筋トレが捗っている「失敗の味方」というものです。
職場のストレスをそのまま筋肉にぶつけることが出来るので最高ですよ~😔
今回の内容は新人セラピストを取り巻く環境や職場の雰囲気をそのままお伝えするものになりますので主観的です。職場やあなた自身によって捉え方は変わりますのでご了承ください~。
<私が急性期を選んだ理由>
まずは私が学生時代に急性期病棟を目指した理由についてお話ししていきます!
ランキング形式でお話ししていきます~
1位「若い看護師さんが多い」
さあ、いきなりですが1位が不純です。
やはり若い女性は好きです。みなさんもそうでしょうか?そうでしょうね。
急性期病棟は若い看護師さんが多いという理由が一番強く、なんならその他の理由はそこまで重要視していません🙂
2位「急性期ってなんかかっこいい」
2位は割とまともですね(???)
なんか急性期で働くことはかっこいいことみたいに思っていました。
バリバリリスク管理して死と隣り合わせの現場ってイメージです。
3位「リスク管理が学べる」
まじめな部分が出てしまいました。。。
急性期でリスク管理を学んでから回復期でさらに回復過程を学ぶことによってシームレスな介入ができるのではないかと思いました。
以上ですWWW
そんな感じの理由だけで急性期を選びました。結果的には「大正解」です。
あくまで私にとってはの話です。
<急性期のメリット>
次は急性期病棟で働いてみて思った急性期のメリットです。
結果的に言うと、「選んだ理由」がそのままの形でメリットとしてあります!
1位の「若い看護師さんが多い」はゆるぎなくメリットとしてもNO1です。
本当に働く上でのモチベーションにつながりますよ~
実際に「異性がいる職場」の作業効率は約23%も上昇しています。
異性を意識しすぎてしまう方には合わないかもしれませんが、楽しく働くことも可能だと思います!
そのおかげでしょうか、回復期病棟よりも活気があります。
職員同士のコミュニケーションが多い(働く上で情報共有が必須のため)ですし、他職間のかかわりが多いのも急性期病棟です。
・回復期病棟と比べて書類業務が少ない。
意外かもしれませんがこれは本当にそうなんですよ~(リハの場合です)
実際に働き始めて思うことは「書類業務がめんどくさい」です。
これが少ないことはかなりのメリットだと思います。
・回復期病棟と比べてルールが少ない。
これも意外ですよね~。
リスクがある人が多いわけだからその分ルールも厳しそうって私も思っていました。
ですが実際に急性期を経験した後に回復期にいった先輩方の全員が共通して「回復期はルールが多くてだるい」と言っています。全員ですよ。
実際に私は回復期に行ったわけではありませんので実際のルールは言えませんが、
書類の提出方法やADLupの手順、患者様の自立度チェックなどの細かいルールが多くて自由にのびのびとリハビリができるような環境ではないようです。
(急性期ものびのびと出来ているかは疑問ですが、、、)
<急性期のデメリット>
次は急性期のデメリットについて話していきます。
・やりがいが少ないかも
私は最初にこの問題に当たりました。
「自分のイメージしているリハビリじゃない、、、」
最初が呼吸器リハビリだったため余計にそう感じたのかもしれません。
(呼吸器は自分では動けない人が多い)
ベッド上で動けない人に対して20~40分かけて体位変換や拘縮予防のために介入していると、「私はなんできつそうにしている人の体を動かしているんだろう、、、」
と考えることも多くありました。
中には死にそうな人もいるわけで、、、、
中にはリハビリを拒否したいのにできないひともいるわけで、、、
中には殺してくれという人もいるわけで、、、、
そんな悲痛な訴えを躱す、受け流す、聞こえないふりをして介入しなければなりません。
最初はきちんと傾聴していましたが、傾聴すればするほど患者様のことが「かわいそう」になります。一番だめな感情です。
実際に介入することに意味は一応あるわけなのでなんとか正当化して「仕事」をしなければいけません。
回復期病棟ではそのような環境の患者様は少ないようです。
治してほしい患者様を治そうとするリハビリが回復期。
本人は望んでいないが家族の意向で治そうとする(症状を緩和する)のが急性期。(極端)
もちろんそんな患者様だけではありません、自立している方もいますし疾患等にもよるので。
※呼吸器は他疾患も合併してたり、誤嚥性肺炎の方が多い(ほぼ90代、もしくは寝たきり)ので上記のような状況が起きやすい。
・思い描いていたリスク管理はすぐにはできない。
新人がリスク管理をバリバリしてリハビリすることなどほとんどできません。
いつも「これでいいのか?」の繰り返しです。
知識のある先輩(10%程度)はめちゃめちゃかっこいいです。
「その人なんで起こしたの?ここがこうで、こんな症状出てるしこんな状態だよ?」
なんてことを自信満々に言えるセラピストにでもならない限り「かっこいいリスク管理」はできません。
もちろん新人だからではありませんよ、勉強していない先輩も新人と大差ないです。
だからなにより、患者様の状態を把握できるだけの知識と経験が大事です。
勉強してかっこいいセラピストを目指しましょう~~
<まとめ>
・結果、私はずっと急性期がいい。
私個人の意見で参考になるかわかりませんが、、、
私は今後もずっと急性期病棟がいいです。
理由は
・「若い看護sh、、、」(もういいですね)
・「雰囲気がいい」
前述したように急性期の方が話しやすい雰囲気があり、わいわいしてます。
回復期でのリハビリもエビデンスがあるものもありますが高みを目指すのであれば「手技」や触診方法など実技系を高めなければならない印象があります。
そのためにはどうしても人と触れ合い、対人での練習が必須です。
そこで得たものも究極を突き詰めない限り「自己満」で終わると思います。
急性期で手技等が必要ないわけではないですが、「知識」の方を重要視すると思います。
適切なリスク管理をして離床する。その後回復期へ繋ぐためのベースアップをする。
このリハビリの流れを楽しいと思うかは個人個人ですしこればかりは働かないとわかりません。
私は1年目です。回復期も経験しておりません。動機が働いている姿でしか回復期を知りません。
ここで覚えていてほしいのはとりあえず「若い看g、、、」ということだけです😊
・リハビリっぽいのは回復期。感謝も多くされる。
やりがいは人それぞれ違うし、働いていれば双方でやりがいを見つけられるものだと思っています。
急性期と回復期、どちらがやりがいがあるか?の問いに答えはないと思います。
どっちの方が自分に合っているか?で考えましょう。
急性期→リスク管理して、患者様の状態を把握する。→予後を良好にする。
回復期→家に帰すために何が必要か考え、取り組む→家に帰す
このくらいの違いだと思ってOK。
ですが回復期の方が長く患者様と関わる分多く感謝もされるようです。
・リスク管理難しい
急性期を選ぼうとしている皆さん、私は賛成です。
ですが「何もできない」ということは頭に入れておきましょう。
もちろん新人なのでどの業界でも当然です。
まずは先輩に聞きまくる!!
これだけをしておけばOK。
1年目の間は先輩に質問することが仕事。
そう教わりました。実際にそうだと思います。自分で調べるだけでは限界があるし臨床のことは臨床で解決した方がいいと思います。
・長い目で考えよう
最後になってこんなことをいうのは何ですが、、、
結局
「どっちでもいい」
と思います。もちろんなげやりではないです(笑)
実際、急性期でも回復期でもやる人はやるしやらない人はやらない。
どこでもそうですよね!
JOBはJOB。
唾奇の言葉です。仕事はあなたのとってそれほど大事なものでしょうか。
お金は大事です。ですが仕事に命を燃やす必要はないと思います。
(燃やせる人はうらやましい、、、)
そこで大事なのが、「自分はどういう人生を送りたいか」
あなたが選んだ仕事で人生の大半を過ごすことになると思います。
自分がどうやって死にたいか、そしてどうやって生きていきたいか。
を真剣に考えることが何より大事です。
もちろん途中で変更するのもOK。
自由です。その分悩むことが多いと思いますが自分の人生です。自分が一番考えなくで誰が考えますか。
これからの人生、あなたらしく豊かなものにしていきましょう~
それではまた次の記事で😁